宿泊業の激戦区、大分県別府市の中心部にある老舗ホテルが大規模改装工事を実施し、「キタハマベース」として15日、リニューアルオープンしました。

別府市で創業100年を超えるホテルアーサーは施設の老朽化や経営基盤の弱体化を受けて、昨年度から2か年に及ぶ大規模リニューアルを実施しました。

リニューアルでは国の補助金2億円を活用して、客室数を118室から95室に変更し、新たな大浴場を整備。カフェを中心としたフロントなど、地元の人たちも利用できる「キタハマベース」として15日、リニューアルオープンしました。

(ホテルアーサー・日名子健太郎社長)「想定したよりもいいものが出来上がっていると思っているので、この北浜という地で末永く商売するのに地元の方々と手を取り合って続けていきたい」

キタハマベースでは観光客や地域も満足できるサービスを展開し、中心部の賑わい創出を目指すことにしています。