去年11月、訓練中に発生した事故のため延期されていたホーバークラフトの操縦訓練が3か月半ぶりに再開されました。

大分空港と大分市を海上で結ぶホーバークラフト。去年11月、一番船「Baien」が操縦訓練の初日に空港の発着場で壁に衝突し、この影響で操縦士の訓練が延期されていました。

27日は2番船「Banri」に操縦士2人が乗り込み、海上での方向転換や勾配のある陸上での乗り降りなどの訓練を実施。その結果、トラブルは確認されませんでした。

(大分第一ホーバードライブ・小田典史社長)「きょう無事に訓練が再開できたところで、ちょっとホッとしています。なるべく県民の皆様に訓練を公開して、『こういう訓練をしているから安全だよ』と思ってもらえるところまでやっていきたい」

運航会社は訓練を重ねながら今年秋の本格運航を目指しています。また今年のゴールデンウィークまでには、実際にホーバークラフトに搭乗できるイベントの開催を計画しています。