大分県内は朝から南からの風が強まり気温が上昇、大分を含む九州北部に春一番が吹きました。

朝鮮半島付近を南下した低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大分市では午前6時過ぎに最大瞬間風速16.1メートル、気温も上昇し春一番が観測されました。日中の最高気温は豊後高田市で今年最高の21.9度、大分市でも20.4度まで上がりました。

(大分市内で)「暖かいですよ、雨が降るんですかね。しんけん歩いてます」「だんだん気候も良くなったと思います。花が咲くのを見ると、季節感を十分感じますね」

一方、午後を中心に大気の状態が不安定となり、ところによってやや強い雨が降りました。

午後5時までの12時間に日田市で34ミリ、佐伯市蒲江で28ミリを観測するなど、広い範囲でまとまった雨となりました。