2023年に長崎県内で倒産した企業の負債総額が過去最少だったことがわかりました。

東京商工リサーチによりますと、2023年、1000万円以上の負債を抱えて倒産した県内企業は2022年より16件少ない36件で、負債額は合わせて41億900万円と、1971年の集計開始以来過去最少だったということです。


最も多かった倒産理由は販売不振でした。


東京商工リサーチでは今後の見通しについて、経営状況がコロナ禍前の水準まで回復していない企業が多い中、物価高騰や人件費上昇、ゼロゼロ融資の返済開始によって、廃業や倒産する企業が徐々に増加していく可能性が高いとしています。