長崎県内は、今夜からあす朝にかけて大雨となるおそれがあります。
長崎地方気象台は、午前5時53分に「大雨と落雷及び突風に関する気象情報」を発表して注意を呼びかけています。
長崎地方気象台によりますと、大陸から九州南部付近にのびる前線上の低気圧が黄海を東に進み、あすからあさってにかけて日本海を進む見込みです。
前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、前線の活動が活発となり、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
このため、長崎県では、今夜のはじめ頃からあす朝にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
また、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもあります。
明日にかけて予想される1時間雨量は
いずれも多いところで
南部・北部で70ミリ
五島で60ミリ
壱岐と対馬で40ミリ。
きょう午前6時からあす午前6時までに予想される24時間降水量は、
いずれも多い所で、
南部・北部で200ミリ
壱岐・対馬・五島で150ミリに達する見込みです。
気象台は、あす未明から昼前にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼び掛けています。