長崎市の県警察学校で2日、卒業式が行われ、初任科生61人が新たな門出をむかえました。

「10か月間苦しいことしかなかったですけど、その分、現場に出て頑張れると思うんで、空元気で頑張りましょう!2学級いくぞ!」

長崎県警察学校の卒業式には去年4月に警察官として採用された19歳から24歳までの初任科生61人が出席しました。

卒業生はおよそ10か月間仲間と寝食を共にしながら、職務に必要な法律や逮捕術を学んできました。

卒業生代表答辞 磯侑吾 巡査(24):
「力強く優しい警察官を目指して、職務にまい進する決意であります」

卒業生代表の磯さんはアルバイトをしながら警察官を目指してきました。

磯侑吾巡査(24):
「(チンドン屋の)かわち家で餅つきパフォーマンスを(していた)。人より5年ほど時間を使ってしまったので、とても嬉しい気持ち」

警察学校長賞 松田みもざ巡査(19):
「たくさん頼られるような、愛される警察官になりたい。白バイ隊員として働けるように日々の努力を怠らず、交通取り締まりなどに挑んでいきたいと思います」

脇本さんは警察官である父の背中を追います。

卒業生 脇本大輝 巡査(19):
「父のような警察官になるのが目標ですが、いずれかは越せるように頑張りたいと思います」
Qお父さんいかがですか?
大村警察署勤務 父 和馬さん「負けないように頑張りたいと思います」

卒業生は2日付で県内15の警察署に配属され、これから交番勤務などの実務にあたります。