大村市出身の廣中璃梨佳選手は10日、日本陸上選手権で女子1万メートルに出場し、大会3連覇を果たしましたが、パリオリンピック内定はなりませんでした。

10月2日の5000メートル記録会でシーズンベストをマークし、好調の廣中選手。
10日も序盤から先頭集団につきレースを引っ張ります。
最後の1周は4選手の競り合いになりますが、廣中選手が粘り強い走りを見せます。
ラスト200メートルで渾身のスパートをかけ、後続選手を置き去りに。
見事、3連覇を果たしました。
しかし、タイムはパリオリンピックの参加標準記録をクリアできず、代表内定とはなりませんでした。

廣中璃梨佳選手
「自分のゴールだけを見て、がむしゃらに走ろうという気持ちで、ゴールにぶっこむ気持ちで行きました。パリ五輪も5000メートル、10000メートル2種目で必ず出場したいので、そこに向けてしっかりまたコツコツ練習していきたいです」