九州南部地方などで梅雨明けが発表された27日、長崎県内でも真夏の暑さとなりました。
28日も危険な暑さが続く見込みで、気象庁などが、今年初めてとなる『熱中症警戒アラート』を発表しました。

県内は27日、広く高気圧に覆われて強い日差しが照り付けたため、
島原で33.9度、口之津で33.8度、佐世保で32.4度、長崎で32.1度など、各地で気温が30度を超えて真夏日となりました。
長崎市の脇岬や壱岐市では、6月の観測史上最高の気温を記録しました。

市民:「嫌ですね。歩いていても汗が出るみたいで暑くて」

この暑さで県内では27日、9人が熱中症の症状を訴えて救急搬送され、このうち長崎市では60代の男性が家の中で重症となりました。

県内は、28日も『熱中症の危険性が極めて高い気象状況』になることが予想されるとして、気象庁と環境省は、今年初めてとなる『熱中症警戒アラート』を出して、外出をなるべく避けることや、エアコンの利用などを呼びかけています。

■ なぜ暑い?

平地 真菜 気象予報士:
この暑さは、南にある太平洋高気圧が強まっていることがポイントです。
例年よりも早く強まっているため、暑さがいつもよりも早くやってきています。


今週は、太平洋高気圧の勢力は強い状況が続きそうです。
例年ですと、この時期は梅雨前線の影響で雨が続きますが、太平洋高気圧がこの前線を北に押しやっています。

この先しばらく晴れるため、早ければ28日にも梅雨明けの発表があるかもしれません。

晴れるということは気温が上がります。季節先取りの暑さはまだ続くでしょう。
さらに暑さのピークは金曜日。
日に日に気温が上がる可能性がありますので、この一週間はしっかり暑さ対策が必要です。

そして大切なのが熱中症対策です。

① マスクの着用により、熱中症のリスクが高まります。
特に運動時には忘れずにマスクを外しましょう。
屋外での散歩やランニング、通勤、通学時等もマスクの着用は必要ありません。
近距離で会話をするときはマスクの着用を。

② そして暑さを避けましょう。
エアコンなどを活用して、室温を下げることが大切です。

③ のどが渇いていなくても水分補給をしましょう。
ポイントは「のどが渇いていなくても」です。
人間は、軽い脱水状態のときには、『のどの渇き』を感じません。

時間を決めてコップ一杯の水分をとるなど(時間も量も)こまめな水分補給をしましょう。