佐世保市の長崎国際大学は、ロシアによる軍事侵攻で国外へ避難中のウクライナ人学生2人を受け入れると発表しました。
長崎国際大学・安東由喜雄学長「まずは大学に入れてやるいうことが大事なんじゃないかなというふうに思ってます。学問の空白を作らない」
長崎国際大学が受け入れるのは、現在ドイツやチェコに避難しているウクライナ人の男性2人です。いずれも大学進学を希望していたものの、ロシアによる軍事侵攻で見通しが立たない状況だということです。
2人に対して、大学では住まいとして学生寮の部屋を提供するとともに、生活支援金として1人毎月10万円を支援する計画です。

長崎国際大学・安東由喜雄学長「あれだけ破壊されているそして人が死んでいってるウクライナの復興に向けてですね、我々は人材を提供していくと、教育して送り出すということが必要だという思いにかられました」
ウクライナ人学生2人は今月22日、長崎に到着する予定で、来月には臨時の入学式も行われるということです。