お盆を前に、長崎県内で新型コロナウイルスの感染が急拡大しているのを受けて、大石知事は8日、会見を開き、基本的な感染対策への協力を呼びかけました。

長崎県によりますと、県内の一医療機関当たりの新型コロナ感染者数は、直近の一週間で30.29となっています。

一医療機関当たりの感染者数が30を超えるのは、5類への引き下げ以降、初めてだということです。
大石 賢吾知事:
「帰省等で普段会わない方との接触機会が、今後増加するという状況にあると思います。
長崎県民の皆様には、基本的な感染防止対策へのご協力を改めてお願い申し上げます」

長崎県内の感染のピークはお盆頃になるとみられていて、県では換気や、手と指の消毒、場面に応じたマスクの着用などを呼びかけています。