佐世保市の老舗デパート、佐世保玉屋に対し、市は1日付けで『耐震診断の実施』などを求める3回目の命令を出しました。

命令を受けたのは、佐世保市栄町の佐世保玉屋です。

法律では『1981年以前に建てられた病院やデパートなど不特定多数が利用する施設のうち、"一定の基準を超えるもの"については耐震診断結果の報告』が義務付けられています。


佐世保玉屋はこれまでに2度、命令を受け「今年3月末までに建て替え工事に着手する」と回答していましたが、現在も営業を続けています。

このため市では、来年5月末までに工事に着手しない場合は、耐震診断結果を報告するよう3度目の命令を1日、出しました。

佐世保玉屋では現在、周辺の商店などと準備組合を設立し、再開発ビルの建設に向けた協議を続けています。