3年連続で奉納踊などが取りやめとなった長崎くんち。
1日、長崎市の諏訪神社では神事などの無事を祈る奉告祭が行われました。

例年なら長崎くんちの稽古はじめ「小屋入り」が行われる6月1日ですが、今年も静かな朝を迎えました。


今年は『新型コロナ感染拡大防止』と『宮司によるセクハラ疑惑』を受け、踊町などが奉納踊の断念を発表し、3年連続で奉納踊、御神幸が取りやめとなりました。

こうした中で一連の祭儀の無事を祈る「例大祭斎行奉告祭」が行われました。
これまでおよそ20人が参列していましたが、参列したのは今年は1人のみでした。

宮司のセクハラ疑惑と神社内でのパワハラ疑惑をめぐる裁判が進行中であるため、諏訪神社からは、『顔を映さないこと』を条件に、神社内での取材が許可されました。



高野平 神輿守連合 服部 茂隆さん:
「そりゃもう残念さね。3年間も延期になってね」

長崎くんちは10月に、神事と例大祭のみが行われる予定です。