長崎大学病院に勤務していた男性医師が6月、飲酒運転で事故を起こしていたことが分かりました。長大病院の医師が飲酒運転事故を起こすのは、この1年で3人目です。

長大病院によりますと、事故を起こしたのは、40代の男性医師で、6月23日、酒を飲んだ後、マイカーを運転し、長崎市の民家の塀に衝突する事故を起こしたということです。

男性医師は、6月末付で、長大病院を退職することになっていて、この日は、自分の送別会のため、酒を飲んだということです。

長大病院では、医師による飲酒運転事故が、去年8月と今年2月に繰り返されたことから、全職員に対し交通安全の講話を6月19日から始めたばかりでした。

こうした中で再び飲酒運転が行われたことについて、長大病院の中尾一彦院長は、心よりお詫び申し上げますと陳謝したうえで、「再発の防止に全力を尽くし、信頼の回復に努めてまいります」とコメントを発表しました。