長崎が伝来の地とされている「チョコレート」の事を子どもたちにもっと知ってもらおうと6日、長崎市のチョコレート専門店で小学生への体験学習が行われました。

体験したのは長崎市立諏訪小学校の3年生です。

ショコラティエ
「皆さん、チョコレートって何からできていると思います?」
児童たち
「カカオ!」

この体験学習は校区内に工房を構えるチョコレート専門店が、長崎が日本伝来の地であるチョコレートのことをもっと知ってほしいと、総合的な学習の一環として初めて企画しました。

生徒たち
「うわー!すんごっ!」

溶けたサラサラのチョコレートを「テンパリング」と言って、20度前後の台の上で冷やしながら固めていく作業を体験しました。



児童たち
「なんかさっきよりネチョってしてる」

いよいよチョコレートを型にはめていきます。ほとんどの児童にとっては初めてのチョコレート作り。

隙間ができないよう丁寧に型にチョコレートを塗っていきます。


児童
「(やってみて、どう?) 楽しい!」
「(チョコレート作るのは初めて?) 初めて。ちょっと難しかった。」

仕上げは、チョコレートを型の中に流し込み、2つの型を合わせます。

普段から食べているチョコレートがどうやって形作られていくのかを楽しみながら学びました。

児童
「チョコはお母さんに渡す。将来はずっと前からチョコ作りたかったから…」

チョコレートハウス・松浦浩也 取締役部長
「チョコレート美味しいねとか、将来こういうことしてみたいよねとか、夢が広がるんだったらこの時間はすごく有意義だったかなと思います。」


完成したのはコックさんのチョコレート。児童たちにとっては貴重な体験となったようです。