核兵器廃絶を目指し活動する高校生平和大使が、核の脅威にさらされているウクライナの平和と戦争の早期終結を願う声明文を、20日発表しました。

高校生平和大使 松山咲さん
「ロシアのウクライナ侵攻からまもなく1年が経過しようとしています。」
高校生平和大使 羽山嵩裕さん
「ウクライナに平和が訪れるよう世界中の人々が努力していきましょう」



声明文を発表したのは、核兵器廃絶を目指し署名活動などを行っている高校生平和大使らで、去年は2月に始まったロシアのウクライナ侵攻に抗議し、平和を求める署名を全国で2万5千筆以上集め外務省に届けました。

声明文には戦争の早期終結はもちろん、戦火の中にあるウクライナに関心を持ち続けてほしいという思いが込められています。

高校生平和大使松山咲さん
「戦争が当たり前になってきているというものがどこかみんなにもあると思っていて、こういう声明文を出して発信することで自分事として戦争をとらえていけるように」

声明文は政府や国連、ロシアやウクライナを始めとした各国の大使館などに今月24日までに送られる方針です。