長崎県医療政策課は8日、新型コロナウイルス対応フェーズを6医療圏で引き下げたと発表しました。

長崎県医療政策課では現在の新型コロナの感染状況を踏まえ、8日から県内8医療圏のうち6つで対応フェーズを引き下げました。

本土地区では──
長崎が『緊急時レベル1』から 『4』に
佐世保・県北が『緊急時レベル2』から『4』に
県央が『4』から『3』に
県南が『緊急時レベル1』から『4』に それぞれ引き下げられました。

これに伴い、確保病床数は本土全体で534床から385床となりました。

また離島地区では、
上五島と対馬の対応フェーズが、これまでの4から2へ引き下げられ、
確保病床数は 上五島が17から7に、
対馬が31から12となりました。

五島と壱岐は2のままとなっており、確保病床はそれぞれ10床です。

これにより県全体の確保病床数は602から424と、178床減少しました。

【参考】
長崎県の『病床確保計画・臨時医療施設等確保計画』では、感染の状態などに応じて、対応を『フェーズ0』から『緊急時 レベル2』まで7段階に分けています。

◆ 病床確保計画
フェーズ 0…感染者がいない 又は2週間 新規感染者が発生していない状態
フェーズ 1…感染発生~感染者の単発的な発生
フェーズ 2…感染者の増加(感染経路が一定把握できる状態が継続)
フェーズ 3…感染拡大期(地域的流行により感染経路が明確ではない事例の増
加)
フェーズ 4…感染まん延期(感染経路が明確でない事例のさらなる増加)
緊急時レベル 1…感染まん延期(患者急増時)
緊急時レベル 2…感染まん延期(爆発的感染時)