7月28日に発生した「令和8年熊本地震」で、最大震度5強を観測した南島原市では民家の石垣が崩れるなど県内でも各地で被害が出ました。

7月28日午後4時27分ごろ熊本県を震源とする最大震度7の地震が発生し、長崎県内では、南島原市で震度5強、諫早市、雲仙市で震度5弱、島原市、長崎市などで震度4を観測しました。

県内で人的被害の情報はありませんが、南島原市・有家町では、民家の屋根の一部が壊れるなどの被害が出ました。


佐野裕一朗記者:
「南島原市有家町です。現在は撤去されていますが、民家の石垣が道路に覆いかぶさるように崩れていたということです」

また、水道管破損による漏水で、北有馬町と深江町では最大で439世帯が断水しましたが午後3時には、復旧したということです。

金澤優菜記者:
「諫早市多良見町の体育館です。天井の板が剥がれ落ち、下には鉄骨などが散乱しています」

震度5弱を観測した諫早市の多良見体育センターでは、最初の地震と、その後の地震でステージ側の天井板が約25メートルにわたって剥がれ落ちました。当時、6人の利用者がいましたが、けがはありませんでした。

多良見体育センター指定管理者:
「皆さん端の方に寄られて休憩をされていた時に地震が起きて、地震が落ち着いてからすぐに退去されて降りてこられて、けが人はいなくて」

一方、島原市の眉山と平成新山では、7月28日一部で崩落が確認されました。
長崎県と島原半島3市が設置する「雲仙岳火山防災協議会」は、溶岩ドーム崩壊の危険度を判定するため、7月29日早朝、県の防災ヘリコプターで上空から、平成新山や眉山の状況を確認しました。

それによりますと、平成新山の山頂部と中腹部で崩落が認められた他、眉山では広範囲で表層剥離が発生したと見られています。しかし、現時点で大きな崩落につながる兆候はないとして、注意監視を続けるということです。

防災対策会議 平田研知事:「県民の皆様におかれましては、引き続き、気象庁や行政機関が発表する正確な情報に基づき、ご自身やご家族の安全確保を最優先に行動していただくようお願いします」

長崎地方気象台は、県内では今後1週間程度最大震度5強程度の揺れに注意が必要と呼びかけています。








