NBCは、地震が発生した7月29日「普賢岳のホームドクター」として長年、島原で火山の研究を続ける九州大学の松島健特任教授にインタビューしました。今回、広範囲に渡って表層剥離が発生した「眉山」が更に崩れる危険性や、地元の住民が今後注意すべき点などを聞きました。

眉山は、今から約230年前、普賢岳の噴火に伴う地震で大きく崩れました。
島原と対岸の熊本、合わせて約1万5000人が死亡し、「島原大変肥後迷惑」と呼ばれ、その危険性が語り継がれてきました。

九州大学理学研究員附属 地震火山観測研究センター・松島健特任教授:
「眉山は元々。230年前の地震で大きく崩れた場所でその後も地震のたびに崩れていました。(10年前)の熊本地震のときもある程度崩れましたが、当時は夜間だったため確認出来なかった。今回は晴れていたし良く見えていたため映像で捉えられて大きく報道されているのではないか。5強とか地震も島原半島で感じてますけどあまり大規模な崩れはなかったということで遠くで起こった地震に関しては大きな影響は出ない」

余震が心配される中、地元島原市の住民が今後、注意すべき点は?

九州大学理学研究員附属 地震火山観測研究センター・松島健特任教授:
「また大きな地震が発生する可能性もあるし、これが数時間後かもしれないし、10時間後かもしれないし、今回の地震も大きな揺れを感じましたが最初すぐ震源の一がどこか分からないので、とりあえず地震を感じたらすぐ避難所に逃げるとか訓練通りにやっていただければと」