新年を迎え、海上自衛隊佐世保地方総監部では10日、トップである総監が隊員らに今年の方針を訓示しました。

海上自衛隊佐世保地方総監部の西 成人総監が陸上勤務の隊員らおよそ200人を前に年頭訓示しました。

自衛隊をめぐっては、先月、防衛費の大幅な増額を含む『新たな国家安全保障戦略』などが閣議決定されました。

西総監は「わが国の安全保障政策は大きな転換点を迎え、これまで以上により強固な使命感と覚悟が求められている」と述べ、隊員らに意識の変革を求めました。

た、弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮や海洋進出を強める中国など、周辺国の情勢にも触れ、隊員らに『西海の護り(まもり)』として職務に励むよう指示しました。