長崎県によりますと五島で大気汚染物質『PM2.5』の濃度が上昇しており、5日午後5時現在、五島地区に『PM2.5注意喚起情報』が発表されています。
長崎県五島市では1立方メートルあたりのPM2.5の測定値が、5日午前7時には104マイクログラムと最も高くなり、午前1時から午後4時までの平均観測値が71マイクログラムと『注意喚起情報』の発表基準値を超えており、県は「不要不急の外出を控えるよう」呼び掛けています。
環境省によりますと、PM2.5濃度の日平均値が1立方メートルあたり70マイクログラムを超えることが見込まれる場合に『PM2.5注意喚起のための暫定的な指針』に基づき、都道府県等が“注意喚起”を実施します。
この『指針』では、当面、人の健康を保護する上で維持されることが望ましい水準である『環境基準』とは別に、現時点までに得られている疫学知見を考慮して、健康影響が出現する可能性が高くなると予測される濃度水準を、法令等に基づかない“注意喚起”のために定めています。








