長崎県内では今夜(22日)からあさって(24日)にかけて大雪となり、平地でも積雪のおそれがあるとして、気象台は雪を伴った暴風や路面凍結などに警戒を呼びかけています。
九州北部地方ではあさって(24日)にかけて、上空に強い寒気が流れ込み、今夜(22日)はじめ頃から、あさって(24日)にかけて大雪となる見込みです。

23日午後6時までの24時間に降る雪の量は、いずれも多い所で
・南部・北部の山地で15センチ
・南部・北部の平地と五島で10センチ
・壱岐・対馬で3センチと予想されています。

またあさって(24日)にかけても雪が降り続く見通しです。

気象台は雪が同じ所で降り続いた場合は、警報級の大雪となる可能性もあるとして雪を伴った暴風や路面凍結などに警戒をよびかけています。
■ 平地真菜 気象予報士 解説
平地 気象予報士:
午後6時半現在もどんどん気温が下がっていまして、長崎県内は平地でも次第に雨が雪へと変わってきています。
今回の『大雪のポイント』をまとめました。

● 雪のピークは2回ありそうです。
今夜そして明日の夜の2回となりそうです。
●雪がいつまで続くのかと言うと、土曜日まで続きそうです。
●何センチか気になる方も多いかと思いますが、平地でも1~5センチほど積雪する可能性が出てきています。
住吉キャスター:
すでに長崎県内は雪が降ってるところがあるんですね?
平地 気象予報士:
そうですね。この後は、広い範囲で雪に変わっていきそうです。
住吉キャスター:ピークの時間帯が気になるんですが?
平地 気象予報士:
雨と雪の予想図を見ていきましょう。

今夜午後7時で既に白いところが多くなっています。白い部分は雪が降るというところです。
この後、日付が変わる頃にかけて、広い範囲で雪になりそうです。
その先も見ていきます。明日の朝にかけて断続的に雪が降り続く予想になっています。













あすの午前8時以降を見ていきます。








一旦、雪雲が離れていくんですが、明日の夜にかけて再び県内には雪雲が流れ込んで来て、土曜日に入ってもまだ降り続きそうです。
ピークのタイミングを見て行きます。

雪は明後日の朝まで降りそうなんですが、特に強まりそうなのが、今夜から明日の朝にかけてです。
先週末よりも雪の降り方が強まる可能性があります。
その後、一体弱まるんですけれども、また明日の夜にピークがありそうです。
明日の朝は、一気に路面状況が変化している可能性があります。
また、昼間は大丈夫でも、夜また降る可能性がありますので、注意が必要です 。