長崎県内の交通死亡事故が増加していることをうけ、長崎県警では、重大な事故防止に向け、取り締まりなどを強化しています。

県警によりますと、ことし県内で発生した交通事故は1501件で、去年から26件増加。このうち死亡や重傷となった事故では、車同士の出会い頭や横断歩道上で人をはねるケースが多くなっています。

長崎警察署では、21日朝、歩行者の横断が多く、一時停止が必要な交差点で取締りを行いました。

長崎警察署交通課交通指導係 係長 熊川清博警部補
「去年から交通事故の発生件数、負傷者数、死亡者数、いずれも増えている状況。一時停止すべき所ではしっかり、歩行者を見たら減速で先に渡してあげるっていうことをしてもらいたい。」

県警は県内全域で今月26日まで取締りなどの街頭活動を強化し事故防止の啓発活動に努めるとしています。