太平洋戦争の終戦から15日で80年です。

長崎市の爆心地公園では被爆者らによる「不戦の集い」が開かれました。

「ナガサキ不戦の集い」は世界の平和を祈って毎年、太平洋戦争が開戦した12月8日と終戦の8月15日に被爆者団体などが開いています。

終戦から80年となることしは被爆者や被爆二世、高校生などおよそ25人が集まりました。

(活水高校・田添真菜さん)「被爆者の平均年齢が86歳を超えるいま、先人の思いを継いで平和な日本を守り抜き、さらに世界中にまで広げることが私たちの使命なのではないでしょうか。」

(被爆者・竹下芙美さん)「被爆者にとっては毎日が8.9なんですよ。亡くなった方の分までも戦争は反対だ、核兵器は反対だっていうのを言わなければいけない責任がありますね。」

二度と戦争を繰り返さないように。参加者らは平和な世界の実現に向けて行動していく決意を新たにしていました。