長崎県新上五島町で民間機が山林に墜落した事故で、国土交通省運輸安全委員会の事故調査官による現地調査が1日始まりました。

この事故は、30日昼前、佐賀空港を離陸し上五島空港に着陸予定だった4人乗りの民間のプロペラ機が空港近くの山林に墜落したものです

パイロットの55歳の男性や同乗していた男性3人にけがはありませんでした。国土交通省はこの事故について航空事故と認定、航空事故調査官2人や県の職員らが1日現地調査を開始しました。

運輸安全委員会事務局 小松原健史航空事故調査官:
「本日は機体の損傷状況と周辺に機体の破片や樹木の折れた跡などを確認しました」

運輸安全委員会では今後調査・分析を進め、1年以内に事故の調査報告書を公表したいとしています。