人口減少に伴う労働力不足を解消しようと、19日、長崎商工会議所青年部が長崎市長に対し「外国人材の雇用促進」などの政策を提言しました。

長崎商工会議所青年部・松本千賀子さん「県外あるいは海外からの移住者を惹きつけ、長崎へ定住してもらうことを目的としております」

長崎市の人口減少に歯止めをかけるための具体策を盛り込んだ長崎商工会議所青年部の政策提言が、鈴木長崎市長に手渡されました。

提言では、労働力不足を補うための「外国人材の雇用促進」や観光客が長崎市の欲しい情報にすぐにたどり着ける「アプリ」の導入を提案。

長崎のファンを増やすことで、県外や外国からの移住に繋げたいとしています。

長崎商工会議所政策提言担当・近藤和史副会長「住めば住むほど面白いところとか楽しいことがたくさん分かる町なので、それがより多くの人に感じてもらうような町になってほしいなと思います」

今回の提言について鈴木市長は「市が目指す方向性と同じ。産学官が連携し一緒に人口減少対策に対処する流れを作っていきたい」と前向きな姿勢を示しました。