「アジフライの聖地」として有名な長崎県松浦市で、11月下旬からフェリーと並走するイルカの姿が目撃されています。
一頭のイルカが元気に
イルカは、11月25日頃から長崎県松浦市の御厨港で見られるようになりました。

地元の漁業者・松尾文博さん提供の動画を見ると、御厨港と離島を結ぶ鷹島汽船のフェリーの横を、一頭のイルカがすいすいぐいぐいスピードを上げて元気に泳いでいます。とがった背びれ、細くて長いクチバシが確認できます。

長崎県佐世保市の「西海国立公園九十九島水族館海きらら」の水族館事業部イルカ課の古川司音さんによりますと、体の模様やクチバシの形などから「マダライルカ」とみられるということです。その大きさから「子どもではなさそう」とのこと。
この時期にいるのは「珍しい」
マダライルカは温帯から熱帯の海域に生息し、日本では夏を中心に南方の海域で見られるイルカです。水温が下がるこの時期に見られるのは珍しいということです。

動画の提供者、松尾さんら地元の人によると、イルカはフェリーと一緒に泳いで港から港へと移動しており、フェリーが港に停泊している間は港の中を泳いで出港を待っているそうです。
松尾さんは「フェリーの音がイルカの鳴き声に近いから一緒に泳いでいるのかな?」と推測しています。
海きららの古川さんは「とて社交的で好奇心も旺盛なイルカなので、気になって近づいてきているのではないか」としています。

今後は水温の高い海域に行くことも考えられるので「遠くから温かく見守って欲しい」と話しています。








