年末の火災を防ごうと、佐世保市消防局が繁忙期を迎えた飲食店への立ち入り点検を行いました。

佐世保市中心部の住宅地。9日はその一角にある飲食店で消防点検が行われました。

消防局職員「消火器とかおいてありますかね。ちょっと確認をさせてください」

佐世保市消防局の年末立ち入り調査は、コロナ禍後の2年前から続いていて、飲食店の厨房周りや避難経路について状況を調査しました。

消防局の職員「フィルターとかも掃除されている?」
飲食店側「月一回交換しています」

佐世保市消防局管内では今年までの10年間に飲食店火災が20件起きていて、そのうち15件は厨房からの出火でした。

佐世保市消防局予防課・山根慶彰課長補佐
「特に年末はですね繁忙期ということで、人の注意力なんかも散漫になりやすい時期でもありますので、そういうことを防ごうということで調査を行っております」

佐世保市消防局では今月13日までの間に、市中心部の飲食店など合わせて20件を対象に調査を行うことにしています。