国が被爆者と認めていない「被爆体験者」が、ノーベル平和賞の授賞式に出席する被爆者に、自分たちの被害である「内部被ばく」について綴った手紙を託しました。
手紙を託したのは被爆体験者の岩永千代子さん(88)です。

今月、ノルウェーで行われる授賞式に出席する日本被団協代表委員の田中重光さんに、放射性微粒子を体内に入り込むことでおこる「内部被ばく」についても、原爆の被害として世界に伝えて欲しいと依頼し、英文の手紙を託しました。
手紙には、爆心地から遠くにいた多くの人々も白血病やがんで苦しみ亡くなっていったと綴られており、埋もれた被爆者の存在を知り核兵器廃絶につなげるよう求めています。

被爆体験者・岩永千代子さん:
「外部被爆と同時に内部被ばくもあるということを知って欲しいということですね」

日本被団協代表委員・田中重光さん:
「被ばくしていながら、79年たっても被爆者と認められない人達がいることを伝えてきたいと思います」
田中さんは「チーム長崎」として、被爆体験者の思いも世界に伝えたいとしており、授賞式などで会う要人らに手紙を渡したいとしています。








