長崎地方裁判所と家庭裁判所の所長に先月就任した岡部豪 新所長が5日、会見を開き意気込みを語りました。

岡部豪 新所長は北海道・函館市出身の58歳で福岡地裁や東京高裁の判事を経て先月4日、長崎地裁と家裁の所長に就任しました。岡部新所長は「離島が多い長崎県だからこそ裁判手続きのデジタル化を進め利便性を向上させたい」と今後の抱負を述べました。

(岡部 新所長)

「観光目的で何度も長崎県を訪れておりまして、着任前から親しみを感じておりました。敷居が低くて、気軽に困り事を相談できる解決の道筋が見えやすい裁判所を具体的に実現していきたい。」

長崎の印象について「食文化が豊かで観光資源に恵まれている」と語った岡部 新所長。休日は、司馬遼太郎の「竜馬が行く」の舞台となった場所を巡りたいと話していました。