全国最低レベルが続く長崎県内の最低賃金について、長崎地方最低賃金審議会は、16日、過去最大の上げ幅となる55円引き上げ、1時間953円とするよう、長崎労働局長に答申しました。

労使の代表らが最低賃金改正に向けて協議する最低賃金審議会は、国から示された引き上げ額の目安・50円を参考に審議を重ねてきました。

物価上昇や地域間格差などを考慮した結果、最低賃金を55円引き上げ、1時間953円とするよう、16日、長崎労働局長に答申。

引き上げ幅は、45円だった去年に続き、2年連続で過去最大となりました。

今後、答申内容の公示などを経て、最短で10月12日から適用されます。








