長崎県 東彼杵町のお茶が、26日まで開かれていた全国の品評会で、個人賞・産地賞の2部門で日本一となり、生産者が町長に報告しました。

「大臣賞・産地賞を祝しまして乾杯~」


今年の全国茶品評会は、京都府で開かれ、『蒸し製玉緑茶(むしせいたまりょくちゃ)部門』で、尾上 和彦さんが個人賞の最高賞である農水大臣賞を受賞。
団体賞の最高賞・産地賞を、東彼杵町が受賞し、日本一のW受賞となりました。
岡田 伊一郎 東彼杵町長:
「そのぎ茶というのが、非常に小さな町ですが、日本一という(大きな)冠が非常に誇らしく思っております」

去年、日本一を逃した東彼杵町では、尾上さんを含め8人の生産者が手摘みのお茶を品評会に出品。リベンジをめざしていました。


尾上 和彦さん:
「来年2年連続とかなっていければ一番、嬉しいと思っています。後継者たちと一生懸命、勉強しながら、おいしいお茶を作っていきたいなと思っています」

渋味が少なく、まろやかな味わいの「蒸し製玉緑茶」
生産者らは連覇を目指し、気持ちを新たにしていました。