若い世代に広がっている大麻などの薬物犯罪を取り締まる関係機関が九州各地から集まり、捜査に関する情報などを共有する会議が11日、長崎市で開かれました。

会議には麻薬の取り締まりを所管する九州厚生局や九州各地の警察などから85人が出席しました。

九州厚生局麻薬取締部 大渕朗裕部長:
「我々が思っている以上に若年層への薬物汚染の広がりは加速度的だと言えると思います。今こそ我々が急ブレーキを踏み続けてでも食い止めなければならない」

国のまとめによりますと、おととし1年間に違法薬物で検挙されたのは全国で1万2,621人。このうち大麻による検挙は5年前と比べて2千人以上多い5,546人で、全体に占める30歳未満の割合は約7割に上るなど若い世代で広がりを見せていて、SNSによる情報の拡散などが背景にあると見られています。

九州厚生局麻薬取締部 玉木茂 主任情報官:
「密売人というような特別な世界ではなくて、SNSで簡単に買うことができて、友達同士誘われてということで若年層にも広がっているのかと。まずは、そういったものに手を出させないという啓発活動が重要になってくるのかな、大麻の害悪性を広めていく」

会議では薬物犯罪の撲滅に向けて関係機関同士の連携を強化することなどを確認していました。