宮崎県弁護士会は、所属する男性弁護士が保険会社から預かった依頼者の保険金、およそ330万円を着服していたことを明らかにしました。
この弁護士は、ほかの依頼者からも現金を着服していて被害総額は最大6000万円に上るとみられています。

県弁護士会によりますと、着服をしていたのは宮崎市で弁護士事務所を開いている兒玉博信弁護士(51歳)です。

この事案は、今月16日、県弁護士会に兒玉弁護士の依頼者から相談が寄せられたことで発覚。
依頼者は2023年、交通事故による保険金およそ330万円の受け取りを依頼していましたが、兒玉弁護士から保険金が振り込まれなかったということです。

依頼者からの相談を受け、県弁護士会が兒玉弁護士に事情を聞いたところ、保険金の着服を認め、兒玉弁護士はほかの依頼者からも現金を着服したことを明らかにしました。

着服による被害総額は2500万から6000万円に上るとみられています。

県弁護士会は、兒玉弁護士の処分について懲戒にあたるかを判断する「綱紀委員会」に調査請求を行い、刑事告発についても検討しているということです。

また、県弁護士会は、今月30日まで兒玉弁護士の依頼者からの問い合わせなどに対応するとしています。