贈収賄事件による現職町長の逮捕・辞職に伴い行われる石川・志賀町の町長選挙が19日、告示されました。立候補を表明していた新人3人が届け出を済ませ、5日間の選挙戦の火ぶたが切られました。

立候補したのは、届け出順にいずれも無所属で新人の、
▼元金沢市議会議員・高岩勝人候補(56)、
▼前志賀町議・南政夫候補(59)、
▼元志賀町議・稲岡健太郎候補(46)の3人です。

高岩勝人候補(56)
「おそらく私の最後の選挙になると思います。同時にこの志賀町を変えるための最後の選挙であることも間違いないのです。どこにも負けない誇りと自信を持った志賀町に戻していきます」

けさ、志賀町の神社で出陣式に臨んだのは、高岩勝人候補。金沢市議として4期16年務めた政治経験を武器に、IT企業の誘致を通じた若い世代の雇用の創出や、町長の任期の見直しなどを訴えます。

南政夫候補(59)
「いま志賀町には解決すべき課題が山積している。志賀町民の皆さんが等しく幸せを感じられる町、そして人の愛情優しさを感じられる志賀町を作っていきたい」

前志賀町議の南政夫候補。支援を受ける地元県議とのパイプをアピールし、少子高齢化が進む地域のコミュニティバスやスクールバスといった公共交通の充実や、一次産業の振興に意欲を示します。

稲岡健太郎候補(46)
「長らく利権主義、金権主義、談合政治がはびこってきたそんな町ではないかと思っている。令和の時代に合った当たり前のまともな政治にし、志賀町から県を、そして日本を変えていく、日本の政治を変えていく」

元志賀町議の稲岡健太郎候補。町政運営に監視の目を向けるための「町長評価制度」の新設や、給食費や子育てに関わる費用の無償化などを掲げ、3人の中では最年少という若さを武器に、町政運営にスピード感を持たせたいと意気込みます。

今回の選挙は、志賀町発注の公共工事をめぐり、逮捕・起訴された小泉勝前町長の辞職に伴い行われるもので、選挙戦では贈収賄事件に揺れる町政の立て直しや、人口減少に伴う少子高齢化対策などを争点に論戦が交わされます。志賀町長選挙は5日間の選挙戦を経て、今月24日に投開票が行われます。