石川県白山市の手取川ダムではこの時期には珍しく貯水率が20パーセントを下回っています。国土交通省金沢河川国道事務所は、貯水率が16パーセントとなっている同じく白山市の大日川ダムとあわせて15日、関係者を集めた会議を開き今後の対応を協議します。
リポート
「国内で最大級、石川県の水がめとも呼ばれる手取川ダムですが、岩肌が露出していて水位がかなり下がっていることが分かります」
この夏の少雨の影響で手取川ダムの貯水率は13日午後6時半時点で19・3パーセントまで落ち込んでいます。ダムが完成した1980年以降、冬場を除く時期では過去最低で、20パーセントを下回るのは初めてです。
金沢河川国道事務所
手取川ダム管理支所 府録英雄 支所長
「木が生えいている所と生えていない所が見えるが、その境目くらいがダムの満水位。例年だとそこから20メートル位のところに位置しているが、今年は40メートル位まで下がっている状況」
貯水率が20パーセントを下回ったからといって、直ちに私たちの日常生活に影響が出るわけではありません。一般家庭への節水を呼びかける前段階でまず考えられるのは、川から取る水の量を制限する“取水制限”です。しかしこの取水制限についても金沢河川国道事務所は、農業用水の需要が半減したため今のところ必要ないとしています。
府録英雄 支所長
「7月に梅雨が明けて8月入ってからほとんど降水がなかったから、それが一番大きな原因。本当は天気なのが良いかもしれないけど、ここまで少なくなると少し雨が欲しい」
一方、手取川ダムから北西におよそ5キロ離れた大日川ダムでは貯水率が16パーセントとなっていますが、これについても県は「稲刈りの時期が終わったため」と説明してます。金沢河川国道事務所は15日オンライン会議を開き、今後の対応について県や電力会社など関係者と協議する予定です。











