石川県が導入を進めている性的マイノリティへの理解を促す条例とパートナーシップ宣誓制度について、23日開かれた県議会で打出喜代文県議はこれまで通り9月の条例制定を目指すのかを質しました。
これに対し馳知事は、前の週に国会で成立した「LGBT理解増進法」の条文に数か所修正が加えられたことに触れ、慎重な議論が必要だと強調しました。
馳浩 石川県知事
「条例案を出すことありきの議論はしないほうがいい、と経験上思っている。9月に出したいと思っているのは事実だが、今後の議論の深まりに応じて。私の考えを押し付けるつもりはありません」
このほか馳知事は、復興が進む石川・珠洲市について「6月議会が終了後に現地を訪問したい」と述べ30日の閉会後、再び訪れる意向を示しました。