アニメーション業界の最高峰といわれる「アニー賞」で2冠を達成した「ONI~神々山のおなり」の制作スタッフが、10日に金沢市役所を訪れ、受賞の報告をしました。
「ONI~神々山のおなり」は日本の民話に登場する神や妖怪の世界で自由奔放に生きる「おなり」が主人公の物語で、金沢市の情景がイメージに採用されています。
制作したのは金沢市尾張町などにスタジオを構えるトンコハウスで、アニー賞の作品賞とプロダクションデザイン賞での2冠受賞を受け、10日に金沢市長を表敬しました。

プロダクションデザイン賞を受賞した稲田雅徳さんと橋爪陽平さんの2人は、カラースクリプト=光や色を調整することで登場人物の感情の表現を担当しました。

トンコハウス・稲田雅徳さん
「反響をもらうことによって本当にすごい賞を受賞できたんだなということを実感、徐々にしてきている」
トンコハウス・橋爪陽平さん
「金沢の方と話してもすごくニュースになっていたり見てもらえているということを聞いて嬉しく思っている」
村山市長は「いち金沢市民として嬉しく思っている」と受賞をたたえていました。