新型コロナの感染拡大で受け入れを取りやめていた国際クルーズ船が10日朝、3年半ぶりに金沢港へ入港しました。
記者リポート
「午前7時半です。ヨーロッパからの乗客を乗せたクルーズ船が今、ゆっくりと金沢港に入ってきました」

10日朝、金沢港に到着したのは、全長およそ200メートル、ドイツの会社が運航するクルーズ船「アマデア」です。待合スペースでは、ミス加賀友禅らが乗船客およそ500人を出迎え、一緒に記念撮影などを楽しんでいました。スイスからの乗客は「コロナ禍になって初めて日本に来ました。金沢の町並みを散策したり兼六園に行く予定です」と話していました。「アマデア」は午後6時半ごろに金沢港を出港し、新潟県へ向かいます。

金沢港クルーズターミナルに、外国からのクルーズ船が入港するのは2020年6月の開業以来初めてです。今年は国内外のクルーズ船40本の寄港を見込んでいます。