強い寒波の影響で、石川県は水道管の凍結や破裂が相次ぎ、かほく市や能登地方を中心に少なくとも1万世帯が断水するなど、影響が広がっています。

27日午後2時時点で断水が確認されているのは、かほく市のおよそ5300世帯、輪島市の3381世帯、羽咋市の843世帯、七尾市のおよそ500世帯、宝達志水町のおよそ220世帯です。

凍結した水道管が破裂し、水が漏れたことで上水道の供給が追いつかなくなったことが原因とみられています。

自治体が給水所を設け対応に当たっていますが、かほく市の七塚健康福祉センターでは、朝から住民が次々と訪れたため、飲料水の配布が追いつかない事態となりました。

自治体は他の地域でも断水のおそれがあるとして、節水を呼び掛けるとともに、水漏れを見つけた場合は連絡してほしいとしています。