強い寒波の影響で、県内では水道管の凍結や破裂による断水が相次いでいます。石川・かほく市では七塚地区全域のおよそ5400世帯が断水していているほか、能登の広い範囲でも影響が及んでいます。
記者リポート
「住民が殺到し水を全て配り終えてしまいました。住民が水を待っている状況。」
かほく市の七塚健康福祉センターには朝から住民が次々と訪れたため、飲料水の配布が追いつかない状況となりました。
水を待つ人は…
「水が全く出ない。水もらうの待ってるが子供3人親に見てもらっててもう帰らないといけないのでもらえないかも」
午前8時半ごろ、100袋ほどの水が積まれたトラックが到着すると、早速、住民に配られました。かほく市外日角の表信行さんの家では、けさから水道から水が全く出なくなっていたといいます。
表信行さんは「トイレもダメお風呂も入れないみんなダメ、水がなかったら人間生活できない。とにかく早く回復してほしい、それだけがお願い」と話していました。
かほく市では大崎地区の一部でも断水していて、およそ5400世帯に影響が出ています。給水所は七塚健康福祉センターのほか、白尾公民館と木津公民館でも開設しています。