石川県加賀市にある小学校のグラウンドや民家の裏庭で24日朝、クマ1頭が目撃されました。これまでのところ、けが人はいませんが、市が注意を呼びかけています。

警察などによりますと、24日午前5時40分ごろ、加賀市大聖寺敷地にある錦城東小学校のグラウンドで、近くを散歩していた男性がクマ1頭を目撃しました。クマは体長1メートルほどの成獣とみられ、南の方向へと立ち去ったということです。

また、およそ30分後には、小学校から南におよそ300メートル離れた加賀市南郷町の民家の庭で、この家に住む男性がクマ1頭を目撃しました。

男性は「すごい勢いで真っ黒な物体が走り抜けていった。ここに住んで50年近くだが、生まれて初めてだ」と話していました。

クマは庭に置かれていたテーブルをひっくり返すなどしたあと、東側の田んぼの方向へと逃げて行ったということです。

クマが目撃された小学校と民家は川で隔てられていますが、市は同じクマが川を渡って移動した可能性があるとしています。警察や市が周辺をパトロールしましたが、クマは見つかっておらず、小学校は午後、集団下校や保護者による送迎を検討しています。