2024年、能登半島地震と奥能登豪雨で甚大な被害を受けた輪島市で1日、辞令交付式が行われ、新たに採用された13人が復興への誓いを新たにしました。

復興への取り組みを加速させる新年度がスタートした輪島市では、その担い手に加わる13人の新人職員が決意を新たにしました。

新人職員を代表してあいさつしたのは、1日から輪島病院の管理栄養士として働く山崎千晴さんです。

山崎さんは今も家族と仮設住宅で暮らしていて、常に市民に寄り添う職員を目指します。

◇山崎千晴さん…「医療や生活環境が大きく変化するなかで、地域医療を支える輪島病院の存在は住民の皆様にとって大きな安心であったことと思います。私もその一員として、食と栄養の面から復興と健康づくりに貢献したいと強く感じております」

輪島市では職員の離職が相次いでいて、震災前の2023年度に531人いた正規の職員は1日現在で460人と、70人余り減少、復興を担う人材の確保が課題となっています。

◇坂口茂輪島市長…「一人一人に係る負担というのは恐らく大きくなっているのではないかと思います。そういった厳しい状況ではあるけれど、しっかりと前を向いて力を合わせて新しい輪島市を作っていきたい」

◇輪島病院看護師・本田千紘さん…「出身は金沢です。能登半島地震の後に災害ボランティアで何度か能登に来させて頂いたのですけれど、今度は看護師として、輪島市民の皆さまに温かい看護が出来るよう精一杯頑張りたいと思います」

◇輪島病院作業療法士・大家綾斗…「作業療法士といって、リハビリの仕事になります。地元の輪島に帰って来て、この地元に貢献できるというので、喜びでいっぱいです」

能登半島地震地震から4月1日で2年3か月。

いまだ厳しい状況が続く輪島市ですが、13人の新人職員たちは、強い使命感を胸に前を向き歩み出しました。