まちの保育園の移管
能登半島地震の被害を受けて東陽中学校を間借り、その後、奥能登豪雨の被害を受けて町野小学校での間借りして運営を続けてこられた、町野町唯一の保育園、「まちの保育園」さんが、4月1日より、震災による園児数の減少に伴い、社会福祉法人町野福祉会から輪島市に移管され、公立保育園になります。
1980年代頃、町野町には町野第1保育園と町野第2保育園という2つの保育園がありましたが、少子化が進み、まちの保育園に統合されています。
かつての「まちの保育園」は、大きなホールと広い園庭が自慢の2階建ての保育園でした。建物は築40年以上が経過している老朽化に加え、能登半島地震の被害が重なったため、既に公費解体で解体されています。
現在も、町野小学校での間借りのため、以前の保育環境にはほど遠い状況ではありますが、たくさんの方々のご支援・応援で、お子さまたちが笑顔で過ごせるような保育の提供を続けてきました。
発災からまだ間もない頃の保育では、ライフラインが止まったまま、トイレも使えない状況だったことを考えると、2年が過ぎて、少しずつ日常を取り戻していることを実感します。
職員のみなさまは、災害後に町野町を訪れてくださった沢山の支援団体の方やボランティアの方や地元のみなさまからのご支援や励ましのあたたかいお言葉、お声掛けによって前向きな気持ちを持たせていただいたと、振り返ります。
その感謝の気持ちを伝えたいと、2024年の夏には、園児さんと職員のみなさまで、たくさんのご支援をくださったボランティアのみなさまや、地域のみなさまに感謝の気持ちを伝えたいと、町野公民館での「まちのマルシェ」を開催するなど、大変ななかでも、地域に根ざしたイベントや行事を行ってきました。
園長先生より、これまでの感謝を綴ったメッセージをお預かりしましたので、ご紹介させてください。
園長先生のメッセージ「子どもたちの笑顔や笑い声にも、常に楽しく頑張る力をもらいました。震災や豪雨でつながったご縁に感謝を忘れず大切にしながら、私たちもどこかで恩返しができたらと思っています。また、子どもたちには、支援をしていただいた感謝の気持ちをいつまでも忘れずに、困っている人がいたら手を差し伸べられる人になってほしいと願っています。今まで、園を支えてくださった皆様のお力添えに、心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました」
「まちの保育園」の名前は、4月1日より輪島市立「まちの保育園」として続いていきます。











