金沢駅近くの本町で、朝鮮独立運動家の追悼記念館が建設される構想をめぐり、地元住民らで作る協議会は12月26日、金沢市とまちづくり協定を結びました。

金沢市本町では、朝鮮独立運動家・尹奉吉を追悼する記念館の建設が計画され、激しい反対運動も起きる中、地域住民らは安心して生活できるようまちづくり協定締結への活動を進めていました。


26日、地元協議会のメンバーらが市役所を訪れ市と協定を結びました。

協定では、地域内での葬儀場や風俗店などの建設を禁止することや、新たに土地を利用する際に協議会との話し合いを必須とする内容が盛り込まれています。


本町白銀地区まちづくり協議会山崎茂弘会長「協定をつくることからよりよい町をつくることができるのではないか」

村山卓金沢市長「何も知らないうちに何かができるということではなく、地域の方に相談してもらう」

金沢市は住民が安心して暮らせる地域づくりに努めるとしています。