北陸電力志賀原子力発電所と原子力規制庁をつなぐシステムに22日夕方、不具合があり、原子力施設の情報を送信できなくなっていることが分かりました。
不具合があったのは志賀原発1号機と2号機の格納容器内の圧力や温度といった情報を原子力規制庁に送信するための緊急時対策支援システム(ERSS)で、22日午後4時ごろからデータが送信できなくなったということです。データを送信するための北陸電力のネットワークで障害が発生したということで、復旧のめどは立っていません。
原子力規制庁は代替措置として、1日に1回程度、メールなどの手段でデータを送信するよう北陸電力に要請したということです。
北陸電力によりますと、発電所の状態は中央制御室で通常どおり監視できていて、設備の安全性に問題はないとしています。また志賀原発周辺の放射線量を測定するモニタリングポストの値にも異常は確認されていないということです。











