夏の甲子園出場をかけた全国高校野球選手権石川大会が11日開幕し、球児たちの熱い夏が始まりました。
金沢市の県立野球場で行われた開会式では、去年の優勝校・小松大谷を先頭に、出場する43チームの選手たちが堂々の行進を見せました。
選手宣誓は門前高校の大豊瑠侍主将が務め、地震と豪雨を乗り越えて野球ができる喜びと感謝を言葉に込めました。
門前高校・大豊瑠侍主将
「能登は負けない。高校球児は諦めない。いま私たちにできる恩返し、それは全力プレーで諦めない姿を皆さんに見ていただき、笑顔と感動を送ること。ここにいる石川の高校球児全員で約束します」
開幕試合では羽咋と野々市明倫が対戦します。日程が順調に進めば、決勝戦は今月27日に行われます。