石川県内の大雪のピークは過ぎましたが、日本付近は引き続き、冬型の気圧配置となっています。気象台では高波や落雷、突風に注意を呼び掛けています。

日本付近は引き続き冬型の気圧配置となっていて、県内の大雪のピークは過ぎたものの一部の地域では雪が降っています。午前11時の各地の積雪は、白山河内で119センチ、七尾と珠洲で39センチ、金沢で28センチとなっています。

このうち、国の特別名勝である金沢市の兼六園では、園内で最も大きな霞ケ池が凍るなか、雪景色を見ようと散策する多くの観光客の姿が見られました。

観光客の男性「池の表面が凍った景色が見られるのは兼六園ならではなのかなと思いながら思いをはせっていました」

観光客の女性「雪吊りと雪があるので、とっても幻想的な感じで夏場とはまた全然違いますよね」

冬型の気圧配置は9日いっぱい続く見込みで、気象台では高波や落雷、突風への注意のほか、加賀では雪崩にも注意するよう呼びかけています。