警察署の剣道場から剣道防具を盗み、フリーマーケットサイトに出品したとして、大阪府警は16日、30代の男性巡査を停職処分にしました。

停職3か月の懲戒処分を受けたのは、大阪府内の警察署に勤務する30代の男性巡査です。

警察によりますと、男性巡査は去年8月~10月にかけて、府内の警察署の剣道場に置かれていた剣道防具を盗み、フリーマーケットサイトに出品していたということです。

今年に入り、大阪府警に対して、「警察のマークが入ったリュックサックや防具などがフリーマーケットサイトで売られている」との情報提供があり、運営会社に対して出品者の登録情報の開示をしたところ、巡査が出品していることが判明しました。

聞き取りに対して巡査は「小遣い稼ぎのために出品していた中で、試しに警察署の剣道場にあった剣道防具を出品したところ、すぐに売れた。その後も、剣道場から剣道防具を持ち帰って出品していた」と話しているということです。

また、巡査は「数十点を盗み、フリマサイトに出品し売った」と話しているということですが、盗まれた被害として認定できたのは、かつて署に勤務していた3人の防具のみだったということです。

3人は処罰意思がないことから、警察は窃盗容疑での立件は見送りました。

剣道場に置かれて防具などは、寄付されたものや異動した警察官が置き残したものなど複数あり、在庫の管理はされていませんでした。

大阪府警は16日付で、巡査を停職3か月の懲戒処分にしました。

大阪府警は「警察官として言語道断の行為であり、厳正に処分しました。今後、職員に対する指導教養の徹底を図り、再発防止に務めてい参ります」とコメントしています。