先月、大阪市鶴見区で迷子の女の子を保護し、自宅まで送り届けたとして、警察が今月8日、女子大学生に感謝状を贈りました。
感謝状が贈られたのは、大阪市鶴見区在住の大学生、平田華さん(18)です。
警察によりますと、先月21日午後6時ごろ、犬の散歩をしていた平田さんは、住宅街の道路の真ん中を歩いている6歳の女の子を目にしました。
平田さんは、子どもが1人で暗い道を歩いているので危ないと思い、女の子に話しかけたところ、「お母さんが近くのスーパーにいる」と話したということです。
平田さんは一緒にスーパーに向かい、女の子の母親を探しましたが見つからなかったため、女の子に道を聞きながら家まで送りました。
好きな食べ物の話などをしながら約30分、女の子と一緒に母親を待っていたところ、捜索していた警察官と母親が一緒に帰宅してきたということです。
女の子はもともと母親と兄と一緒に近くのスーパーへ行く予定でしたが、女の子が「買い物に行きたくない」とだだをこね、一緒に行くことを拒んだため、留守番をさせられていました。
しかし、女の子は心細くなり、母親たちが家を出た8分後、施錠されていた玄関扉を開けて母親を追いかけたということです。
母親は玄関扉が開いたことをスマートフォンで確認したため、交番に相談。警察と一緒に女の子を捜索していました。
平田さんは、女の子と家の前で待っている間、「母親がきっと心配しているだろうと思っていました。自分が親だったら家に帰って子どもがいなかったらすごく心配するし、実際事件も起こっていたりするのでとにかく良かった。私がもう少し早く警察に連絡していれば、母親が心配する時間も減らせたのかなと思いました」と話し、今後、もし同じようなことが起こった場合にも「困っている人などがいたら絶対に見逃さずに助けたい」と話しました。
女の子の母親は平田さんの行動に「ひたすら感謝です。命の恩人です」と話しました。
今回の平田さんの行動について、大阪府警鶴見署の尾方署長は「責任感を持って、救助していただき、感謝の気持ちでいっぱいです」としながらも、子どもを持つ親に対して「油断することなく、子どものことをよく見ていてほしい」と話しました。
大阪府警によりますと、親が昼寝をしている間や買い物に出ている間など、親が目を離した隙に子どもが迷子になるケースが非常に多いということです。迷子の子どもを見つけたら、警察に通報してほしいと注意を呼びかけています。











