大阪地検特捜部の検事が恫喝的な取り調べをしたなどとして刑事裁判にかけられる付審判の初公判が始まりました。
裁判長から証言台へと言われた田渕検事は一礼して証言台の前に座りました。
その後、裁判長から公訴事実について聞かれ、「陵虐や加虐にあたる行為はなかったと考えております。私は当時、検察官の職務に基づき取り調べを行っており、陵虐もしくは加虐をおこなう意図はまったくありません。したがって特別公務員暴行陵虐罪は成立しないものと考えています」と主張しました。
当時、大阪地検特捜部の検事・田渕大輔被告(54)は、不動産会社「プレサンスコーポレーション」と学校法人の土地取引をめぐる巨額の横領事件を担当していたときに、当時の社長・山岸忍さん(63)の部下に対し、「検察なめんなよ!」などと恫喝的・侮辱的な取り調べを行ったとする特別公務員暴行陵虐の罪に問われています。
部下がこの取り調べを受けた後に山岸さんの関与を認めたことで山岸さんは逮捕・起訴されましたが、裁判で無罪が確定。
山岸さんは元部下への取り調べが違法だったなどとして、田渕検事について付審判請求=裁判所に刑事裁判を開くよう求め、おととし認められました。
現職の検事が付審判で裁かれるのは制度が始まって以来初めてです。











